【ささめく】発表されましたね。172回芥川賞・直木賞(2024年下半期)

ささめく
@1ミリ書店員

こんにちは。
年が明けても気が抜けない1ミリ書店員です。
毎年同じことのくりかえしに、ちょっぴりげんなりしています。

1ミリ
1ミリ

贅沢な悩みかな?

さて、1月15日に172回芥川賞・直木賞(2024年下半期)が発表されました!

芥川賞

安堂ホセ『DTOPIA』河出書房新社 (文藝秋季号)
鈴木結生『ゲーテはすべてを言った』朝日新聞出版

直木賞

伊与原新『藍を継ぐ海』新潮社

おめでとうございます!
これからのご活躍も楽しみにしております!

今回はまだ会見の様子を拝見しておらず、ひとまず発表をお祝いしたいと更新しました。
気になっていた作品が賞に決まって、ちょっぴり嬉しい。
『ゲーテはすべてを言った』は、改めて言いますが、私好みで面白そうです。
『藍を継ぐ海』も楽しみ。
『DTOPIA』は、作品内容を読んだ限りでは私好みの作品ではなさそうですが、読みますよ。
新規開拓は大事。

実は、今まで読んだ芥川賞作品は、賞に決まったあとに発売される雑誌の「文藝春秋」で読んでいます。
単行本を購入したいのですが、やはり懐具合が……。

1ミリ
1ミリ

何度も言うけど、お金がほしい~

読んだ後に、機会があれば記事にできればいいなーと思っています。
ただ、3月でこのサイトも閉じますので(今度こそ!)、X(旧Twitter)で読んだ本の感想をちょちょっと投稿するくらいになるでしょう。
新たにnoteでも始めようかとも検討中。
定期的に投稿できるかは未知ですが。

話は変わって、最近読んだ本をちょっとだけ紹介!

千早茜『赤い月の香り』

大好きな作品『透明な夜の香り』の第二弾をやっと読みました。
今回は図書館で借りて読んだ本なので、文庫化したら購入予定の本です。
読んで終わりの作品もありますが、これは別。
単行本が購入出来れば文句はないですが、何度も言いますが、懐具合が……。

今回は、調香師の小川朔がカフェで働く一人の男性に声をかけて、家事手伝いのような仕事に誘うところから始まります。
前回からの登場人物の朔さんと新城と源さんにまた会えました。
そして一香ちゃんも。
私はそれだけでも満足ですが、2作目もちろんお話としても面白いです。
正直言うと、最初の作品『透明な夜の香り』があまりにも自分のもろもろの「読みたかった欲望」にフィットしていて、あんなに「すき~」とにやけたのは初めてでした。
「ことばの隙間から香りが漂ってくるような作品」というのが私の少ない語彙からひねり出したこの作品を表現することばです。
万人受けするかどうかはわかりませんが、みんなに薦めたい。
『透明な夜の香り』を読んで、少し時間をあけてから『赤い月の香り』を読んでください。

1ミリ
1ミリ

少し時間をあけて、飢餓感を増してから、読むとよい。

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

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