はじめまして。1ミリ書店員です。
１ミリ書店員は、ただの書店員です。
自分の名前を冠した文学賞をつくることもなく、お薦め本が爆売れするわけでもなく、発言に影響力なんてまるでなく、ましてや文学賞を取ることもない、ごくごく平凡な書店員です。
本という存在は好き。
本屋という空間も好き。
ちなみに本屋に訪れる人もちょっと好き。
そんな1ミリ書店員が、なぜ世界とつながるインターネットを舞台に自己発信するブログを始めようと思ったのか。それを少しばかりお伝えいたします。
私は周囲の人間と比べると、転職回数が多いです。
今の職場で落ち着くまでに、ちょうど両手の指の数です。
最初は、スキルアップを目指しての転職だったのですが、次第にしっくりと馴染む職はないかと、やってみたい職業を転々と渡り歩きました。
アニメ制作やグラフィックやエディトリアルデザイン、地方新聞社の編集、進物会社の事務など。
その間に、書店員がちょこちょこ挟まります。
その時々で、それなりに理由があって、希望して、それぞれの会社へ勤めましたが、最終的には書店員に落ち着きました。
私は小心者なので、突然職場へ行かなくなったりしたことはありません。
ただ、試用期間や契約期間はしっかり努めて、継続して勤務できなかったということは多かったです。
会社にしてみれば、まあ迷惑な人間だったと思います。
今まで私に関わった方々へお詫び致します。
未熟なワタクシで、申し訳ございませんでした。
そんなこんなで、色んなまがり道を自分の背後に刻み込みながら、現在絶賛書店員中です。
それなりに色々と経験し、社会人になってから、コンプレックスを感じていた学歴も、ひとまず解消することができ、これからの人生を真剣（？）に考えていく中で、振り返る余裕ができました。
そこで、私のへなちょこな人生経験が、
「もしかしたら誰かの、ひょっとしたら何かの役立つかもしれない」
と思ったのが、このブログを始めようと思ったきっかけです。
ちなみに、ブログも初めてつくっています。
初心者の私が、少しずつブログの体裁を整えながら、投稿・更新していきます。
基本的に、読んだ本の紹介の投稿が多いです。
１ミリ書店員が好んで読むのは、ファンタジー、SF、ミステリーなど実生活から離れた作品が多いです。
小説でいえば、小野不由美さん、上橋菜穂子さん、阿部智里さん、小川洋子さんなど。
マンガだと『夏目友人帳』や『とんがり帽子のアトリエ』などを継続して読んでいます。
ただ、どんなに好きなシリーズを書く方でも、ホラーと銘打った作品は読みません。
理由はシンプルです。
怖いからです。
あと、なるべく読みたくないのは、「イヤミス」。
湊かなえさんの作品は1～2冊読んだのですが、それ以来、読めていません。
すみません。
作家読みするより、その時々で読みたい本を読むという感じなので、結構まばらに読んでいます。
今まで、何を読んでも自分１人で完結していました。
それをどこかの誰かとシェアできたらいいなと思って、このブログを始めました。
次に読む本をお探しの方の、本選びの参考になれば幸いです。
