SF

小説

【本の感想】2人の若者を通して描かれる、暗くて黒い社会を体感せよ|月村了衛『半暮刻』

【本の感想】2人の若者を通して描かれる、暗くて黒い日本社会を体感せよ|月村了衛『半暮刻』 身近に起こりそうな事件の、そのリアルさに恐怖を感じます。一度ハマルと抜け出せない。沼が見えます。
小説

【本の感想】なぜ人類は攻撃されているのか。未来から過去へ、戦い続ける“使いの王”と、未来が始まる時を生きた“邪馬台国の女王”|小川一水『時砂の王』

なぜ人類は攻撃されているのか。未来から過去へ、戦い続ける“使いの王”と、未来が始まる時を生きた“邪馬台国の女王”|小川一水『時砂の王』 SF長編作品です。人類を救おうとする人工知性体、戦いの重要なポイントに歴史的偉人、邪馬台国・卑弥呼がいた。
小説

【本の感想】頭の中で迷子になれる|フレドリック・ブラウン『さあ、気ちがいになりなさい』

【本の感想】頭の中で迷子になれる|フレドリック・ブラウン『さあ、気ちがいになりなさい』 けったいな12の短編集が目白押しの一冊。「なんだ……これ……」という気分が味わいたいなら、読むべきかも知れません。
マンガ

【本の感想】なにかがいる。不思議な町の謎に迫る女の子たちの冒険|シマ・シンヤ『グリッチ』

【本の感想】なにかがいる。不思議な町の謎に迫る女の子たちの冒険|シマ・シンヤ『グリッチ』 不思議なお話が好きな人におすすめ。絵の雰囲気や会話のテンポが好きです。時折みせるくずれた表情もいち推し。
小説

【本の感想】切ないけれど、心あたたまる物語|泉和良『セドナ、鎮まりてあれかし』

泉和良『セドナ、鎮まりてあれかし』早川書房。1ミリ書店員が本の感想を書いています。セドナという惑星の日常が描かれています。SFですが、難しいサイエンス要素はありません。ファンタジー好きの人にもおすすめです。
小説

【本の紹介】SF小説が得意でない人にもお薦めのSF小説集|宮部みゆき『さよならの儀式』

1ミリ書店員が本の紹介をいたします。小説のジャンルってたくさんありますよね。その中でもSFって細かく分類することができるようです。SFに苦手意識があったので、自分の好きな作家をだし(?)にして、SF作品紹介をいたしました。これからは、まず名作と呼ばれるものから読んでいきます。