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繰り返し読みたくなる本。お気に入りのシーンはありますか?

繰り返し読みたくなる本。お気に入りのシーンはありますか? 本でも映画でも音楽でも、それを繰り返し読んだり、鑑賞するということは、そのときのあなたが欲している何かがあるということです。その欲望には従ってください。何かが掴めるかもしれません。
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読んだ本の感想記事を更新できないわけ。

読んだ本の感想記事を更新できないわけ。印象的な作品にであると、それを引きずってしまって、他の作品が頭に入ってこないってことありませんか?
小説

【本の感想】頭の中で迷子になれる|フレドリック・ブラウン『さあ、気ちがいになりなさい』

【本の感想】頭の中で迷子になれる|フレドリック・ブラウン『さあ、気ちがいになりなさい』 けったいな12の短編集が目白押しの一冊。「なんだ……これ……」という気分が味わいたいなら、読むべきかも知れません。
小説

【本の感想】美しい庭園「オーブラン」のある施設で暮す少女たち。なぜ少女たちは集められたのか|深緑野分『オーブランの少女』

【本の感想】美しい庭園「オーブラン」のある施設で暮す少女たち。なぜ少女たちは集められたのか|深緑野分『オーブランの少女』 時代や国、背景が異なる、少女にまつわる5作品が収録。女の子の純粋さやこころの奥に秘めた毒々しい感情、彼女たちのしたたかさをご堪能あれ。
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【映画の感想】呪いと愛。正解のない感情に、人はどう向き合っていくのか|「劇場版 呪術廻戦 0」

こんにちは。「はたらけど はたらけど猶(なお) わが生活(くらし) 楽にならざり ぢつと手を見る」(by石川啄木)1ミリ書店員です。いささか生きることに疲れている今日このごろ。皆さんは、健やかにお過ごしであられることを願ってやみません。 今...
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【本の感想】自分でも意識したことのない自分がそこにいる。足を抜くことができない沼のような短編集|村田沙耶香『授乳』

【本の感想】自分でも意識したことのない自分がそこにいる。足を抜くことができない沼のような短編集|村田沙耶香『授乳』 実際に読んでみないと、このどす黒さは分からない。純文学だからか、村田沙耶香だからなのか。それも、問題だ。
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【映画の感想】殺人の疑いをかけられた、湿地の少女の物語|「ザリガニの鳴くところ」(2022年)

【映画の感想】殺人の疑いをかけられた、湿地の少女の物語|「ザリガニの鳴くところ」。自分が同じ境遇に陥ったとしたら、大人に身をまかせて流されてしまう自信があります。少女の強さが身に沁みます。
マンガ

【本の感想】なにかがいる。不思議な町の謎に迫る女の子たちの冒険|シマ・シンヤ『グリッチ』

【本の感想】なにかがいる。不思議な町の謎に迫る女の子たちの冒険|シマ・シンヤ『グリッチ』 不思議なお話が好きな人におすすめ。絵の雰囲気や会話のテンポが好きです。時折みせるくずれた表情もいち推し。
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芥川賞、直木賞(2023年上半期)の受賞作発表!(2023年7月19日) 

芥川賞、直木賞(2023年上半期)の受賞作発表! 皆さんは予想と同じでしたか? 市川さん、垣内さん、永井さん、受賞会見お疲れさまです。
小説

【本の感想】目立たない、ささやかな物語をつむぐ|川上未映子『すべて真夜中の恋人たち』

【本の感想】目立たない、ささやかな物語をつむぐ|川上未映子『すべて真夜中の恋人たち』 こうして物語にしてもらわないと、存在を知られることがなかったかもしれない、小さなお話をつむいでくれています。