みなさん、こんにちは。
いまだに、このブログのサーバー契約自動更新の痛手から抜け出せていない1ミリ書店員です。
元気ではありませんっ。
気持ちを入れ替えて、読んだ本の紹介をしようと思いましたが、時間を費やしてまで紹介したいと思う本に出合えていない現状。
片っ端から感想を言えたら良いのですが、そこは素人なので、気持ちが乗らないと言葉が出てこないのです。
文章を書く練習だと思ってやってみてもいいのですが、この年になると、仕事のときのように、やりたくもないことを粛々とこなすということが、私生活ではできないんです。
私の人生なんだから、好きなことで溢れさせたいっ。
というわけで、今回は「本屋大賞」についてお話してみます。しばしお付き合いを。
「本屋大賞」大賞受賞作は、どの作品になるでしょうか?
今年で21回目となる「本屋大賞」受賞作が2024年4月10日発表予定です。
個人的に「本屋の推し本祭り」という認識です。
間違ってはないと思いますが、その一言で済ませられるほど簡単な賞でもない、ということも気づいています。
この賞の受賞作品を分析している人によると、最近は静と動でいえば、静を感じる、心を揺さぶられるような作品が大賞を受賞しているのではないか、とのこと。
うーん。
川上未映子さんの『黄色い家』を推しますが、
津村記久子さんの『水車小屋のネネ』だって……
いやいや青山美智子さんの『リカバリー・カバヒコ』か、
凪良ゆうさんの『星を編む』が3度目の受賞となるか、
ここは宮島未奈さんの『成瀬は天下を取りにいく』でスパっといこう、
ファンタジーが好きを考慮してもらって多崎礼さんの『レーエンデ国物語』にするか。
まるで私が決めているみたいな言い方ですね。
決めてませんよ。
私の意見は通りませんよ。
選考に参加していませんので。
せっかくなので他には、
小川哲さんの『君が手にするはずだった黄金について』、
夏川草介さんの『スピノザの診察室』、
塩田武士さんの『存在のすべてを』、
知念実希人さんの『放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件』がノミネートされています。
書店員としては全部おすすめで推し。
しかし、自分のこの作品の挙げ方を客観的にみてみると、どうやら1ミリは、女性が書いた作品の方が好きなのかもしれないですね。
あ、でも名前の雰囲気だけで性別を申し上げたまでなので、違っていたらごめんなさい。
せっかくの機会なので、ノミネート作品をぜひ読んでみてください!
と、見出しで書きましたが、1ミリ書店員の私は、今現在「読書迷子」です。
小説で何を読みたいのか、ぜーんぜんわかりません。
迷い道くねくねです。
読める本は星の数ほどありますが、読みたい本を見つける機能がOFFになっているようで、どれもピンときません。
そんなこともあり、今は、毛内拡さんの『「気の持ちよう」の脳科学 』や、アンナ・レンブケ『ドーパミン中毒』を読んでいます。
「小説以外は読んどるやんっ」というご意見は、ありがたく頂戴します。
そうです。読んでいます。
『「気の持ちよう」の脳科学 』は、「心のはたらきは、脳が生み出す生理現象に過ぎない」ということを、脳とか細胞とかの働きも合わせて教えてくれます。
全く別の本で、『死にたくなったら筋トレ たった10分の筋トレが君の人生を変える』という本が発売されていますが、タイトルを読んだ時は、心の中で「おいおい」と突っ込みをいれました。
筋トレして解決出来れば、こんなに落ち込まないよ、と。
でも、『「気の持ちよう」の脳科学』を読んで、なんか納得しました。
初見で突っ込んでごめんなさい。
『ドーパミン中毒』は読んでいる途中なので、機会があればどんな本だったかお伝えします。
興味があれば、ぜひ読んでみてください。
今回も、最後まで読んでいただきありがとうございます。