【芥川賞直木賞】2023年下半期の受賞作発表!

ささめく
Ⓒ1ミリ書店員

こんにちは、ご無沙汰してます。
2023年の年末から2024年の1月の下旬になっても忙しくて、何も手に付かない状態の1ミリ書店員です。
「本屋ってそんなに何が忙しいの?」って思われるかもしれません。
詳しくは言えないんですけど、色々あるんです。
一番の大きな理由は、人手不足ですけど。
本当に猫の手が助けてくれるなら、どんなにありがたいことか。
書店専用のレジ応援要員派遣会社とかありませんか!?

年2回の芥川賞・直木賞が発表されました!

さて、今回も発表になりました。
発表から一週間も経ちました! 流行に乗り遅れる1ミリ書店員健在!
気を取り直して、ご紹介します。

芥川賞受賞作
☆九段理江「東京都同情塔」、新潮・12月号、新潮社

直木賞受賞作は2作品同時!
☆河﨑秋子『ともぐい』新潮社
☆万城目学『八月の御所グラウンド』文藝春秋

前回、この賞の発表が年に2回もあるから、「私のなかでは薄めたカルピスのようなものだ」と失礼なことを書きました。
個人的な興味のあるなしというのは、何にでも影響があるということだけはお伝えしておきます。

書店員なら、もっと客観的に見ないといけないんでしょうか。

1ミリ
1ミリ

それは他の方にお任せします。

実は毎年、受賞作発表後の会見の様子をニコニコさんで視聴しています。
あの画面上に流れる文字が面白いですよね。

あれって、視聴者さんのご意見なんですよね。
会見で私が思ったことと同じことを思った人がいることを知れるというのは、大変面白いです。

みなさまは受賞作を読んでいましたか?

例年どおり、1ミリ書店員はどれも読んでおりません。

1ミリ
1ミリ

我が道を行く書店員です。

ただ、会見を拝見して、「東京都同情塔」と『ともぐい』は読んでみたいと思いました。

「東京都同情塔」を書かれた九段さんは文章生成AIを使用されていたとおっしゃっていて、何も知らなかった私は「それって大丈夫なの?」と思いましたが、どうやら作品内容にも関係あるような感じだったので、興味を持ちました。

『ともぐい』の河﨑さんは会見での受け答えが凜として、とても素敵に感じました。
言いよどむこともなく、全ての質問が想定内であるかのような、流れるようなご回答。
「打てば響く」とはこのこと!
ニコニコ動画の流れる文字の方々もおっしゃっていましたが、頭の良い方なんでしょうね。
確かに質問者のほうが緊張するのは分かる気がする。
小説だけではなく、講演会とか聞いてみたいです。

1ミリ
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各映像メディアの方には、ぜひ取材を申し込んでいただきたい。

あの受け答えをもうちょっと聞きたい!

今回は、本屋でも『ともぐい』のお問い合わせが多かったようです。
皆さん「熊文学」が気になるご様子。
分かります。分かります。

前回の候補作発表の記事で、1ミリ書店員が気になっている作品として2作挙げていました。
・芥川賞候補作・九段理江さんの「東京都同情塔」。
・直木賞候補作・村木嵐氏さんの『まいまいつぶろ』。

芥川賞では、気になる方が受賞されたので喜ばしいばかりです。
しかし、前回も書きましたが、ジャケ買いならぬ、タイトルで推しただけです。
「当たった」と言うことにはなりません…。

私がいつも思っていることは、小説として発表、もしくは発売されているのなら、誰かが必要とする作品だと考えた人がいるから、世に出てきているということです。

受賞しようがするまいが、その作品が消えてなくなるわけではありません。

ノミネートや受賞をきっかけに、読むことなんて一生なかったかもしれない作家さんの作品を読んでくれる人もいるわけです。

文学や出版界の活性化はもちろん、人の心の豊かさを育むものだと思えば、文学賞というものが長く続いていることは、素晴らしいことだと実感しました。

1ミリ
1ミリ

「薄めた~」なんていってはいけない。

それくらい、日常の風景のひとつとして定着していることを喜んでいるということです、と言っておきます。

余談

会見では、万城目さんの待ち会の様子を知れて面白かったです。
森見登美彦さんと綿矢りささんとご一緒だったなんて。

1ミリ
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その時間、絶対面白い。

しかも会場には森見さんもいっらしゃったご様子。
仲良いんだな、と気持ちがほっこりしました。

いずれ、待ち会をライブ配信する人もでてくるのでしょうか。
法律的にダメなのかな?
あったら面白いけど、受賞しなかったときはやっぱりキツいか…。

今回も、最後まで読んでいただきありがとうございます。

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