こんにちは!
明け方に、右ふくらはぎが連続して3回もつった1ミリ書店員です!
「足がつる」なんて、よくあることですが、連続して3回もつったのは初めてでした!
いくつになっても初めての経験ができて、ありがたくて涙が出ました!
このやろうっ!
171回(2024上半期)芥川賞・直木賞受賞作発表
芥川賞
朝比奈秋『サンショウウオの四十九日』新潮社
松永K三蔵『バリ三行』講談社
直木賞
一穂ミチ『ツミデミック』光文社
発表の次の日に、動画サイトで受賞会見を拝見しました。
受賞作を本気で全部読みたいと思ったのは、今回が初めてです。
買いますー。読みますー。
今までも、芥川・直木賞はバラエティに富んだ作品が受賞されていたかと思うのですが、今回の三作品は向いてる方向が全く別だと感じ、興味を持ちました。
私の作品に対するイメージを色で言うと、『ツミデミック』が黄色、『バリ三行』は緑色、『サンショウウオの四十九日』は白もしくは薄い水色。
まあ、まだ読んでいないのでね。
読んだら、またイメージ色が変わると思います。
『サンショウウオの四十九日』は、作品紹介を読んで「身体はひとつだけど、共存している姉妹のお話」という理解になりました。(何度も言いますが、未読です)
ただ、「結合双生児」と表現している方もおられて、私は混乱。
「結合双生児」というと、身体の一部がつながっている2人だと認識していたので、「周りからは一人に見える」とあった作品紹介に、多重人格の人のお話なのかなとも思ったりしました。
でも、「別のわたしが隣にいる」となると、多重人格とも違うのかな、と。
私の1ミリ的な脳みそで、ああでもないこうでもない、と考えるくらいなら、読めばいいっ!
『バリ三行』は、会見時にお召しだったTシャツ「オモロイ純文運動」が気になって、読もうと思いました。
あとは、山の本を書いて、サイクルキャップ被って、アクティブな人という印象を受けて、それが作品だとどうなるのかが気になりました。
作品内容じゃないんかい、と思われるかも知れませんが、
「オモロイ純文運動」している人の作品なら、
オモロイでしょう、という理屈。
『ツミデミック』が読みたい理由は、雑誌「スピン」(河出書房新社)で連載中の一穂ミチさんの「ハイランド美星ヶ丘」が面白いから。
「ハイランド美星ヶ丘」は最初から、グラスの底に溜まったような濃縮された不気味さを感じていたのですが、最新の8号で「ついに溶け出したかっ」と1人でニヤニヤしてしまいました。
『ツミデミック』は、短編6話の犯罪小説集です。
「ハイランド美星ヶ丘」の登場人物が興味深いので、短編も読むのが楽しみです。
実は「スピン」を読むまで、一穂ミチさんを存じ上げなくて、BL小説を書かれていることも、今回初めて知りました。
確か、凪良ゆうさんもBL小説を書かれている方ですよね。
直木賞作家の桜庭一樹さんも、ライトノベルを書かれていたはず。
良い作品は、ジャンルを問わないんだなと再認識。
というわけで、全部読んだらいいじゃなーいっと思った1ミリ書店員でした。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。