【ささめく】2025年本屋大賞のノミネート作品が発表されましたね。

ささめく
@1ミリ書店員

こんにちは、3月でブログを終了予定の1ミリ書店員です!
やめると言いながら、やり続けたりしません。
今回は時間とネタがあったから、投稿しようかなと思っただけです。
「やめるやめる詐欺」はしませんよ。
絶対終了します!

1ミリ
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出費が増えるからっ!
結局はお金!

2025年本屋大賞ノミネート作品ご紹介

  • 早見和真『アルプス席の母』小学館
  • 阿部暁子『カフネ』講談社
  • 山口未桜『禁忌の子』東京創元社
  • 一穂ミチ『恋とか愛とかやさしさなら』小学館
  • 野崎まど『小説』講談社
  • 金子玲介『死んだ山田と教室』講談社
  • 恩田陸『spring』筑摩書房
  • 朝井リョウ『生殖記』小学館
  • 宮島未奈『成瀬は信じた道をいく』新潮社
  • 青山美智子『人魚が逃げた』PHP研究所

さて、いかがでしょうか。
どの作品が大賞に選ばれるでしょうか?
真っ先に予想したのは、『死んだ山田と教室』です。
でも、いろいろ考えると、どれも大賞にしても良いと思うくらい面白そうな作品ばかりです。
そう!
1ミリにしては珍しく、本当に「どれも面白そう」と思ったのです。

1ミリ
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何が珍しいかというと、私は選り好みが激しい読者なので。

例によって、どの作品も読んではおりません。
芥川賞・直木賞のときも毎年思いますが、賞レースのノミネート作品を、「いつも」「どれも」読んでないってどうなのかなと思う反面、ある意味、強い。
案外、世の書店員の皆さんも、同じかなーなんて思ったり。

ものすごく簡単な作品紹介(注意※どの作品も私はまだ読んでおりません)

『アルプス席の母』は、高校野球の世界を親目線で語ってくれる作品です。
という言葉だけでは語り尽くせないのが、小説なんです。

『カフネ』は、急死した弟を通じて知り合った薫子とせつなの物語で、心に寄り添ってくれる作品。
ちなみに「カフネ」はポルトガル語で「愛する人の髪にそっと指を通す仕草」という意味のようです。
そんなことを表わす言葉が存在していること自体が素敵。

『禁忌の子』は、主人公の救急医の元に、自分とうり二つの溺死体が運ばれてきたことからはじまる、ミステリー作品です。
ドッペルゲンガーかなと思いましたが、それだとオカルトになるので、マッチポンプで却下。

『恋とか愛とかやさしさなら』は、交際相手からプロポーズをされた翌日に、その相手が盗撮で捕まるという、なんともいえない始まり方の恋愛小説です。
これが恋愛小説と紹介されているので、ほんまかいなと目を疑ったことは内緒です。

『小説』は、「君はなぜ、小説を読むのか?」を考えさせてくれそうな作品です。

『死んだ山田と教室』は、クラスで人気者だった山田が亡くなったあと、教室のスピーカーに憑いて(?)クラスメートと交流をする物語。
突飛な設定ですが、もちろんそれだけでは終わらないようです。

『spring』は、舞踊家にして振付家の萬春(よろずはる)を同時代に生きる人々が語る傑作バレエ小説。
作家ご本人が言うには、「これほど萌えた」主人公は彼が初めてだそうです。

『生殖記』は、「個体」としての語り口が、珍しい作品。
でも朝井リョウさんなので、それだけでは終わらないようです。

『成瀬は信じた道をいく』は、2024年本屋大賞を受賞した『成瀬は天下を取りにいく』の2作目です。
続けてのノミネートはさすが成瀬。いや、宮島さん。

『人魚が逃げた』は、「人魚が逃げた」という言葉がSNSでトレンド入りし、「人魚騒動」が銀座で起こる裏側で、「人生の節目」を迎えた5人の男女のお話も語られる作品です。
青山美智子さんの作品は、本屋大賞に連続ノミネートされています。

以上です。

正直言うと、どの作品が大賞でも良いような気がします。
投げやりではありません。
どれもおすすめしたいですし。
まだどの作品も読んでないですけど、面白いはず。
そもそも面白くなければ、書籍として販売されないはずで。

結果が発表される頃には、このブログは終了していますが、悔いはありません。

1ミリ
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悔いはありません!
お金も……!

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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