172回芥川賞・直木賞(2024年下半期)ノミネート作品が発表されました。

ささめく
@1ミリ書店員

こんにちは。
年末で超繁忙期の書店にお勤めのみなさま、生きてますか?
そろそろ冷凍みかんになる準備を始めようかなと思案中の1ミリ書店員です。

きましたね。
再びというか何度もというか、気づいたら現われるこの言葉。
「芥川賞」
「直木賞」

ノミネート作品が発表されました。
ついこの間、受賞作品が発表されなかったっけ? と毎度思います。
同僚も言っておりました。
「発表されたよね!?」
私は無言で頷きます。

芥川賞ノミネート作品

安堂ホセ『DTOPIA』河出書房新社 (文藝秋季号)
鈴木結生『ゲーテはすべてを言った』朝日新聞出版 (小説トリッパー秋季号)
竹中優子『ダンス』新潮社 (新潮十一月号)
永方佑樹『字滑り』文藝春秋 (文學界十月号)
乗代雄介『二十四五 』講談社 (群像十二月号)

直木賞ノミネート作品

朝倉かすみ『よむよむかたる』文藝春秋
伊与原新『藍を継ぐ海』新潮社
荻堂顕『飽くなき地景』KADOKAWA
木下昌輝『秘色の契り 阿波宝暦明和の変 顛末譚』 徳間書店
月村了衛『虚の伽藍』新潮社

毎度同じことを書いている気がしますが、どの候補作も読んでいません。
そのことをふまえて以下をお読みください。

芥川賞で気になる作品は、『ゲーテはすべてを言った』『字滑り』『二十四五 』の3作。
まずタイトルが気になりました。
特に『字滑り』と『二十四五 』。
ジスベリといえば「地滑り」が思い浮かぶでしょう。
そこが「字」。
それだけで気になる。
あと『二十四五』は、二十四でも二十五でもなく、「二十四五」。
もう気になるしかないですよね。
作品内容を知ったうえで気になるのは、鈴木結生さんの『ゲーテはすべてを言った』です。

直木賞で気になる作品は、『藍を継ぐ海』と『虚の伽藍』の2作。
これもまずタイトルで選びました。
これは何となくです。
なんかかっこいい。

1ミリ
1ミリ

アホですみません。
なんか、かっこいいんです。

科学に縁遠い私ですが、『藍を継ぐ海』は面白そうです。
一番に推したい作品は? と問われたら、『虚の伽藍』です。
月村了衛さんの作品を何作か読んだことがあるからです。
ただ、推したい。

1ミリ
1ミリ

「推し」って素敵な言葉。

今回は、どなたの作品が選ばれるのでしょうか?
楽しみですね。

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

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